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共生のための社会情報学

共生のための社会情報学の表紙
岡野 一郎
出版社
農林統計出版
価格
¥2,400(税別)
発売日
2022-06-15
ISBN
9784897324623
ページ数
224p
NDC
361
Cコード
3036

概要

社会情報学を基礎から学ぶ 情報というものが,人間の社会的な生活に対してどのような影響を与え,また影響を受け るかということを研究する社会情報学を、そのベースなる理論から出発し、私たちの社会の望ましいあり方を描き出し,そこにおいて情報やメディアが果たす役割を考える。情報学を通して人類の歴史も俯瞰する、刮目の一冊!

目次

第一部 情報とコミュニケーション 第1 章 リアリティと他者   1 .ディープラーニングのディープな悩み 2 .当たり前の世界の可変性   3 .自明性と他者 第2 章 非自然的意味/発話行為/コミュニケーション的行為   1 .非自然的意味(グライス) 2 .発話行為(オースティン) 3 .コミュニケーション的行為(ハーバーマス) 4 .批判の可能性に開かれていること 第3 章 テクストとコンテクスト   1 .学習の階層構造 2 .ダブルバインド理論 3 .ありふれたダブルバインド  1)ゼミで仕掛けられた罠  2)欲望の模倣とダブルバインド 4 .ダブルバインドによるコンテクストの変容  1)治療的ダブルバインド  2)皮肉(アイロニー)とダブルバインド 5 .会話のリフレクシビティとダブルバインド 第4 章 メディアと思考   1 .メディアが違うと,ものの考え方が違ってくるのか? 2 . 声の文化の思考様式 3 .声の文化の特徴 4 .大分水嶺理論 5 .文字とコンテクスト 第5 章 マスメディアがつくる世界   1 .マスメディアは何をしているのか 2 .限定効果説 3 .培養理論 4 .議題設定機能 5 .人間の社会性とマスメディアの影響力 第6 章 メディアコミュニケーションと身体   1 .フレーミングとは何か 2 .メディアコミュニケーションとモード還元主義 3 .ノンバーバル・コミュニケーション 4 .ジェスチャーと言語 5 . 言語は身体的であり,身体は言語的である 第二部 情報と社会の歴史 第7 章 コミュニケーションと社会構造 1 .遠近法と逆遠近法 2 .始原のあふれる社会 3 .生活世界とシステム 4 .人類の歴史を「生活世界-システム」の観点から見る 5 .近代における監視と権力 第8 章 メディアと社会構造   1 .最古の文字は,共同体をつなぐ通信手段として生まれた 2 .声と文字の分離 3 .言文一致と活版印刷 4 .市民的公共性とその変容 5 .マスメディアの近代 6 .マスメディアの二重性 7 .メディアとパーソナルメディアの分裂 第9 章 資本主義社会の形成と変容   1 .経済と人間社会 2 .市場経済の出現 3 .メディアとしての貨幣 4 .資本主義社会の変容 5 .広告と消費社会   6 .消費社会の誕生 第10章 高度消費社会からネットワーク消費社会へ   1 .脱工業社会論 2 .ポスト・フォーディズム 3 .大衆消費社会から高度消費社会へ 4 .IT 革命とネットワーク社会 5 .ネットワーク消費社会のゆくえ 第三部 情報と社会の現在と未来 第11章 メディアコミュニケーションと再帰的近代化   1 .チャットの文体の特徴   2 .伝言ダイヤルにおける会話の特徴   3 .新・言文一致   4 .再帰的近代化とアーキテクチャ 第12章 データベース化する社会   1 .プライバシーと個人情報 2 .データベースと個人情報 3 .個人とは何か 4 .名前のないデータベース 5 .監視vs. 身体   6 .監視に対抗するにはどうするか? 第13章 情報の個人化   1 .個人化する社会 2 .パスワードの悲劇 3 .共有知識のパラドクスとコミュニケーションの外部 4 .2 つの個人化 第14章 ネットワークされた個人主義   1 .日常生活の中のインターネット 2 .弱い紐帯の強さ 3 .閉鎖するネットワーク 4 .民主主義にとっての問題 第15章 ネットワーク社会の未来   1 .情報の消費化と個人化 2 .個人化とネットワークの分化 3 .ネットワーク社会の未来

書誌情報の出典:国立国会図書館(CC BY 4.0)、openBDGoogle Books API

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